幸福会ヤマギシ会 概要
幸福会ヤマギシ会の理念
幸福会ヤマギシ会は「自然と人為、即ち天・地・人の調和をはかり、豊富な物資と、健康と、親愛の情に充つる、安定した、快適な社会を、人類にもたらすこと」を趣旨としています。
人間を自然と対峙するものでなく、自然との一体のものとして自然と調和すべきもの、人も単独では存在し得ないから他者と一体の中の一員として、人と人も 調和すべきものであるとの考え方から、会旨に「われ、ひとと共に繁栄せん」(ひととは、日<ひ>と土<と>と人の両方を意味する)を掲げています。
自然界の理に即し、人間および人間社会のあり方を探求し、それを実践することによって、人間社会本来の姿「すべての人が幸福である社会」を実現しようと するもので、このような社会を実現することは、宗教に頼らず、勿論暴力にも依らず、人間の知能により科学的に可能であるとの確信のもとで、あらゆる事柄について衆知を集めて検討し、常に最高・最善・最終的なものを見極めつつ、それを実践し、心も物も充ち満ちた真の幸福社会(これをヤマギシズム社会と呼んでいる)の実現を目指して行動している社会づくり実践活動体です。
幸福会ヤマギシ会の目的を一言でいえば、全人幸福社会の実顕です。
その行動原理とする「ヤマギシズム」は、無所有・共用・共活(あたかも、太陽や空気が誰の所有物でもなく、誰もそれらを所有しているとは考えていない、 生けとし生きる物すべてが、その恵みを共に用い、共に活かしている状態)の生き方によって、全人(自己を含む現在および将来の全人類)幸福の「真実社会」 を実現することができるとするものです。